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有機栽培茶通販のマルムラ製茶からこだわり親父の奮闘記

こだわりおやじの奮闘記 No.9

んにちは。マルムラ製茶の中村です。3月に入って陽気も段々暖かさを増し、すっかり春めいてきました。梅もすっかり見頃を迎えて、これから桜の便りも聞こえてくる。春を迎える3月というのは気分の安らぐよい時期ですね。

先日マルムラの茶園に隣接したところに、南高梅を中心に梅の苗木を植えました。1ヘクタール以上の面積があるので、数年後には有機農法の梅園が広がることになります。今からお花見が楽しみで仕方ありません。

そんな春の気分とは裏腹に、茶業の方はいよいよシーズンの到来といったところで、これからますます忙しくなってくるんです。3月中旬からの有機栽培認定検査のために、2月下旬からマルムラが所有している各茶園の内部検査を始めています。チェックするポイントは、隣地の圃場との境界線の確認・緩衝地帯の広さの確認・隣地の山林や雑種地の所有者へ農薬や除草剤の不使用の確認と確認書の提出のお願い、といった、茶園の周囲の環境に対するものが多いです。今年から新しく申請する藤枝・蔵田地区の茶園、富士地区の茶園一ヵ所についても、申請を出す前にこうした検査をしています。

実はもう一ヵ所、富士と沼津の間にある愛鷹山山麓の茶園があり、こちらも有機認定茶園への転換期間中の申請を出す予定にしております。この茶園は高台に位置していて、伊豆半島から御前崎までずーっと駿河湾を一望できるんです。天気の良い日は景色が最高で、とっても気持ちのいい場所なんですよ。

こうしてマルムラでは有機認定を受けた茶園を徐々に増やしてきているわけですが、現在茶業を取り巻く環境として、農業による環境汚染の問題は避けて通れない状況となっています。農薬が年々高騰し、その使用回数も年毎に増える一方です。またお茶は新芽を収穫するために他の作物と比較しても非常に肥料を多く使用し、これを補うために化学肥料を大量に使用することにより、土壌の地下水が汚染されている、という点など、農薬や化学肥料による環境汚染は日々問題が大きくなってきています。最近は中国からの輸入茶が低価格でシェアを拡大してきていますが、中国茶は残留農薬が多いという問題が指摘されています。マルムラではこうした環境汚染や残留農薬の心配の無い、安くて美味しいお茶を皆様に提供していくために、これからも有機認定を受けた茶園を焦らず一つ一つ増やしていこうと考えています。

最近は雨になると製茶工場の大掃除をしているんです。荒茶の製造ラインは昨年の4番茶の終了後から4ヶ月以上動いていないので、新茶の製造を始める前までには機械はもちろん工場の床まで、それこそ舐めるように整備・清掃をしています。この時期は茶園の準備も工場の準備もあるのでとても忙しいんですね。

またこのところ毎回ご報告している無農薬有機肥料栽培のタマネギですが、早生の品種はだいぶ玉も大きくなってきて非常に順調です。収穫の頃にはどんなタマネギになっているかこちらも楽しみにしているところです。

それでは今回もお付き合いありがとうございました。また次回にお話しましょう。

毎日、そして、一生飲みつづけるお茶だからこそ私達は大切にしてまいります。

マルムラ製茶株式会社 前社長 故中村秀雄

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