静岡茶・有機栽培茶(有機JAS茶)通販のマルムラ製茶

有機栽培茶通販のマルムラ製茶からこだわり親父の奮闘記

こだわりおやじの奮闘記 No.1

じめまして、こんにちは。私がマルムラ製茶の中村です。ホームページをご覧下さってありがとうございます。

いつもお茶づくりの仕事ばかりの私がどうしてこの様にご挨拶させて頂いているかと言いますと、マルムラのお茶がどのくらい安全性に気をつけているか、について私から説明させていただくことで、皆さんに安心してお茶を楽しんでいただけるのではないか、という思いからです。またそれに加えて、ホームページから通 信販売をご利用下さるお客様もいらっしゃいます。私自身、インターネットの世界にはあまり詳しい方ではありませんが、特にインターネットで通 信販売を利用するとなると、相手の顔も見えない間でのやりとりですからどうしても不安感があります。そんなところで、私の顔で良ければみなさんに知って頂いて、私が責任を持って商品を皆様の元まで御送りしますからご安心ください、という意味でもあるわけです。

このコーナーでは主に、マルムラのお茶づくりに関して、これまでいろんな苦労があった訳ですが、そうした苦労があった末に現在の良質で、安心できるマルムラのお茶の製品化に至っている、というところをお話しようと思っています。何回かに分けてお話しますのでどうぞ気長に、お茶を飲みながら、お付き合いくださいね。

今回は第一回目でもありますし、私が無農薬・有機肥料栽培のお茶にこだわってきた、そのキッカケについて、お話することにします。
はじめは私のところでも茶園に農薬を撒布し、化学肥料を使用した、一般 的な方法でお茶を作ってきました。作業の効率などを考えれば理に適った方法ではあるのですが、「これではいけないな」と思う事件がありました。

あれは昭和54年のこと。害虫駆除の面ではそれまで“ホリドール”という有機燐剤がよく使用されていたのですが、更に効果 的な新薬として“ランネート”という殺虫剤が出てきたというのを聞き、私のところでも使ってみる事にしたのです。
これを撒布してから数日、茶園での農作業を終えて、家に帰ってからの晩酌。これが私の大好きな日課なのですが、いつもならどれだけ飲んでも平気なはずのお酒が、その日に限ってビールをコップ1杯で悪酔いしてしまい、体調を崩してしまったのです。
それまで私は、農薬というのは毒性もあるし、人間の体に有害な面があるというのも知ってはいましたが、私自身丈夫な方だと思っていますし、作業をするにしても、製品となるお茶の方にしても、健康に影響が出るほどのことはないだろう、と思っていたのです。

しかしこの時新しく使ったランネートという農薬が、吸入毒性の強いものであるという点に注意を払わなかった結果 、そのツケが自分の体への影響という形にあらわれることになってしまったのです。
更にこれをキッカケとして、農薬のパンフレットや農薬辞典、化学辞典や生化学辞典といったものを取り寄せて、農薬とその人体への影響について調べてみました。もっとも恐ろしいのは、“遺伝子の変異性”を持つ農薬の種類もある、という点です。これはつまり、撒布する農薬の影響を作業する私達や、お茶を口にする人が受けてしまうと、その次に生まれてくる世代にまで、体への影響が出てしまう、ということです。また、撒布する農薬の影響が害虫だけでなく、茶園の周りにいる他の昆虫や生物に及び、それを食べる生物、ひいては生態系を狂わせるに至る大きな影響力をもち、そのまま土壌に10年以上も残留してしまう、という可能性があることもわかりました。
これでは、いかんですよ。やっぱり。

この経験をふまえて私は、なるべく人体・環境に優しいお茶づくりを目指していかねばならん、と思い、まずは農薬の回数を減らそう、残留性の低い農薬にしよう、化学肥料を減らしていこう、ということから始めました。これが現在の無農薬・有機肥料栽培につながる、第一歩だったわけですね。

ちょっと長くなりましたね。第一回はこの辺で失礼する事にしましょうか。7月は二番茶刈りを終えると、茶園の草取りが主になります。梅雨を過ぎて、また暑くなりますね。お互い健康に気をつけて、暑くなったら冷茶でも飲む事にしましょう。
それではまた、次回にお話ししましょう。

毎日、そして、一生飲みつづけるお茶だからこそ私達は大切にしてまいります。

マルムラ製茶株式会社 前社長 故中村秀雄

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